~兵庫県立長田高等学校創立100周年記念事業
「(仮称)100周年記念会館」設計監理業務プロポーザルの実施結果について~
母校の創立100周年記念事業の柱となる「(仮称)100周年記念会館」の建設に向け、設計監理業務を委ねる設計者を選定するためのプロポーザルを実施してまいりましたが、卒業生5名からの企画提案の提出があり、下記の通り設計者を選定いたしましたのでお知らせいたします。
今後、2020年秋の記念式典でのお披露目を目指して、まずは基本計画を策定してまいります。具体的な設計業務については、提案の内容を反映しつつ、発注者(兵庫県立長田高等学校創立100周年記念事業推進協議会)と設計者で協議を行いながら進めてまいりますが、一定の段階ごとに進捗状況等をホームページ等でお知らせしてまいります。
(1) 設計者(最優秀提案者)
宇賀 亮介(高41回生)
・主宰する建築設計事務所:宇賀亮介建築設計事務所
・事務所の所在地:神奈川県鎌倉市七里ガ浜東3-3-5
(2) 他の提案者(応募順)
・嶋津 芳晃(高42回生)
・岡田 俊彦(高30回生)
・福冨 涼 (高47回生)
・島田 容子(高52回生)
(3) プロポーザルの実施経過
(1) 参加表明書の受付:平成30年2月5日(月) ~ 2月19日(月)
(2) 企画提案書の提出要請:同年2月21日(水),文書及び電子メールを発送
(3) 応募者に対する現地見学会開催:同年3月3日(土)
(4) 企画提案書の受付:同年3月19日(月),締め切り
(5) 選定委員会(ヒアリング)開催:同年4月7日(土),長田高等学校(神撫会館)にて
(6) 選定結果の通知:同年4月10日(火),文書及び電子メールを発送
(4) 選定方法と結果
4月7日(土)に選定委員会を開催し、提案者5名のヒアリングを実施しました。ヒアリング終了後、プロポーザル募集要綱にて公表している評価基準に基づいて、委員ごとに採点評価(150点満点)を行い、その評価点数の平均により企画提案書を評価しました。
その結果、宇賀亮介氏の企画提案書の得点が128.0点で第1位となり、最優秀として特定されるとともに、宇賀亮介氏が設計者として選定されました。
(5) 選定理由
記念会館の建設趣旨を的確に踏まえ、在校生と卒業生との接点となる場をつくるという理解しやすい考え方とともに、敷地周辺環境に配慮しつつ、将来に向け様々な活動の場となりうる柔軟性や内部と外部の連続性に配慮した優れた空間構成を提案している。
また、実績作品からは、繊細かつバランスのとれた設計姿勢とともに、クライアントや周辺関係者のニーズにきめ細かく配慮しつつ、優れた空間構成や外観をデザインし、それを実現していく力量が見て取れる。
さらに、ヒアリングにおいては、設計に向けた考え方を母校の歴史・校風を明確に意識しつつ堂々とわかりやすく説明しようとする誠実な姿勢とともに、遠隔地に居住していることのハンディをはねのけるに足る強い意欲・愛校心が感じられた。
(6) 選定委員
委員長:三宗 司郎 兵庫県立長田高等学校創立100周年記念事業推進協議会会長(神撫会理事長)
副委員長:小山 智久 同協議会副会長(兵庫県立長田高等学校校長)
委 員:
吉川 直人 同協議会副会長(兵庫県立長田高等学校PTA会長)
谷 和義 同協議会副会長(神撫会副理事長(企画調整担当)
藤浪 芳子 同協議会副会長(神撫会副理事長(財務担当)
石井 孝一 同協議会企画調整委員会委員長(神撫会常務理事)
(7) 参考資料
「(仮称)100周年記念会館」設計監理業務プロポーザル募集要綱 (docx)
「(仮称)100周年記念会館」設計監理業務プロポーザル選定委員会設置要綱 (docx)