神撫会では 100周年記念事業の中核的事業として、在校生をはじめ多くの学校関係者に利用され、そして長く愛される象徴的な建物となることを願って(仮称)100周年記念会館を建設します。竣工が近づいてきたおり,(仮称)100周年記念会館の正式名称を募集します。また,現時点 (2020年7月) での進捗状況等について改めてご説明します。

(仮称)100周年記念会館の正式名称の募集について

 (仮称)100周年記念会館の正式名称を下記のとおり募集します。多くの方々のご応募をお待ちしています。

(1) 応募資格
 神戸三中・長田高校卒業生等 (神撫会会員)、
 長田高校在校生、
 長田高校の教職員(旧教職員を含む。)、
 長田高校PTA会員   
(2) 募集期間
 2020年7月(神撫臺配布時)~2020年12月末
(3) 選考方法
 企画調整委員会を母体とした選考委員会を経て創立100周年記念事業推進協議会で決定
(4) 謝礼
 採用された名称の提案者に対し、50,000円を差し上げます。
(5) 表彰
 当会館の竣工式典の際に、表彰を行います。
(6) 応募方法
○記載項目 
・会館の名称(1人3点まで)、氏名、生年月日(年齢)、住所、電話番号、E-mailアドレス
・次の中で、該当する項目を記載してください。
  神撫会会員(神戸三中 回生、長田高校 回生、その他( ))
  長田高校在校生 年 組、長田高校教職・職員、旧教員・職員
  長田高校PTA会員(生徒: 年 組)
〇応募先(問合せ先)
 長田高校創立100周年記念事業推進協議会事務局 会館名称担当係
・郵送 〒653-0821 神戸市長田区池田谷町2-5長田高校神撫会館内
・E-mail:nagata-100anniv@tiara.ocn.ne.jp
・電話・FAX:078-631-9730  

(仮称)100周年記念会館についての報告(2020年7月)

 ここでは 2020年7月時点での進捗状況等についてご説明します。

1. 建設の趣旨
 (仮称)100周年記念会館建設は、母校が2020年に創立100周年を迎えることを期に、在校生、卒業生の相互の横のつながりや、年代の違いを超えた縦のつながりを創る場として、また、輝かしい伝統と実績に気軽に触れられる場として、学校敷地の一角(プールの西隣)に建設するものです。100周年である2020年度中の完成・お披露目を目指しており、完成後は、兵庫県に寄贈し、在校生の研修活動や部活動などに加え、卒業生、PTAなどの活動に幅広く活用頂く予定です。

2. 建設に向けた取り組みの進捗状況
 平成30年(2018年)4月にプロポーザル方式により、高41回生の宇賀亮介さんを設計者として選定、その後、基本計画の検討を進め、概ねの機能、規模、平面計画等をまとめた基本計画を2020年3月末に策定しました。現在、策定した基本計画を基に基本(概略)設計を終え、実施(詳細)設計を進めています。募金に加え、過去の周年事業繰越金等を繰り入れることで一定額を確保できる見込みとなりましたので、3のとおり設計を見直した上で7月中には工事発注し、今年度中の竣工を予定しています。
 なお、什器等の充実については、今後の募金状況によることになります。

3. 設計の見直し
 建築需要の高まりから建設費が高騰するとともに、当初の鉄骨造では資材調達が困難となっています。また、工期もかなり長くなることから、当初予定していた機能をほぼそのまま維持しながら、予算に合わせコストを大きく下げる工法等を検討し、構造を木造とします。

(1) 外観形状及び外装
 切妻屋根を基調としたシンプルな外観形状とし、外装材に関してはガルバリウム鋼板製(アルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板で防食性、熱反射性能が高い。)の外壁にすることで工事費削減を図ります。また、カーテンウォール(荷重を負担しないガラス等の壁)や大開口の変形(特注)サッシの数量を減らすことで工事費削減を図っています。

(2) 平面プラン及び内装
 当初の鉄骨造案では大きな吹き抜けを設けていましたが、見直し後は工事費削減のために吹き抜けを中止することで建物の容積の縮小化を図り、シンプルな総2階建てのプランに変更しました。また、内装では、大理石壁は中止し木質系や塗装壁に変更することで工事費の削減を図りつつ、木造ならではの温かみのある空間に仕上げます。


1階 エントランスホール


2階 特別教室